【結婚式でわくわく感を 女子高生体験】(山形県)

【結婚式でわくわく感を 女子高生体験】(山形県)

山形商高の産業調査部が30日、山形市の結婚式場「オワゾブルー山形」で、女子高生向けイベント「高校生のためのウエディングフェア ドレスを着るのはあなたかも」を開く。企画した部員21人は全員女子。「結婚式を体験してもらうことで将来結婚する人を増やし、人口増につなげたい」と大きな目標を掲げる。

午後3時開始で、各校の制服を着用した先着100人が参加できる。目玉はウエディングドレスの試着。結婚式に関するクイズを出し、成績上位4人がドレスを身にまとい、花嫁さながらにランウェイを歩く。記念撮影用の小物作りのほか、フラワーシャワーとブーケトスの体験もできる。ウエディングプランナーの仕事を学べるブースで、会場のスタッフが高校生の質問に答える。

イベントは昨年9月に市内であったブライダルフェアに部員が参加し、ドレス試着や模擬挙式の見学から着想を得た。部の部長は、「結婚を意識していなかったが、ドレスを着たらみんなに祝福されたいという思いが強くなった。多くの高校生に結婚式のわくわく感を味わってほしい」と狙いを説明する。部員は会場担当者との交渉をはじめ、プログラムの検討や小道具制作といった準備を進めてきた。

イベントは同部が2016年度から取り組むテーマ「人口増大計画」の一環。部員は、少子化の影響できょうだいや親戚の結婚式に参列する機会が少ない点に着目した。結婚を身近に感じられないことが婚姻率を下げ、人口減が進む一因になっているとの仮説を立て、対策を考えてきた。

会場を無償提供する式場の常務は「高校生が人口減を自分たちの将来に関わる身近な問題と捉えて行動したことに感銘を受けた。若い頃から結婚を含めたライフデザインを考えるきっかけになってほしい」と期待を寄せる。

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