全国エリアウエディング協議会 2023年4月1日発足

【自然が祝福 ウエディングフォト】(京都府)

【自然が祝福 ウエディングフォト】(京都府)

京都丹波地域の里山や田園の風景を生かし、ウエディングフォトを撮影する事業が4月から本格的に始動した。京都府南丹市八木町の事業所を拠点に、地元カメラマンや観光業者など約20人が参画。このほど1組目の新郎新婦が自然を満喫しながら、結婚式の前撮り写真を撮影したとのこと。

都市部のカップルに撮影に訪れてもらい、京都丹波の魅力をPRする目的で平成15年度から始まり、発案した府職員の呼びかけで、撮影やヘアメイク、ブライダルエステなどの技術を持つ地元の協力者が集まって、昨年には撮影地やプランを紹介するパンフレットも完成。

南丹市のかやぶきの里や芦生の森、京丹波町のわち山野草の森、亀岡市の耕雲寺などでのロケを提案し、衣裳は貸し出しも、持ち込みも可能という。

1組目の新郎新婦は、5月に京都市で式と披露宴を挙げる予定で、前撮り写真は会場で披露するという。新婦は「緑や自然光がキレイで、自由に撮らせてもらえるところに魅力を感じた。また遊びに来たい」と語っていて、事務局側も「地元をよく知る人が温かくお迎えし、季節の景色を生かした思い出の写真を撮影していきたい」と意気込んでいる。